ミニベロや折りたたみ自転車にヘルメットはいる？いらない？【被ったほうがいい理由】

なんていう感じで、自転車ヘルメットの必要性を感じていない人って多そうですね。

「そんなにスピードを出して走らないから、ヘルメットなんていらないかな」とか、

「そんな気合い入れて、本気出して走るわけじゃないし、大丈夫だよ」。

けどある程度自転車に長く乗ってると、色々と考えることがあるんです。そうしているうちに、その考え方が徐々に変わっていったんです、、、

ミニベロや折りたたみ式自転車に、ヘルメットはいる？いらない？

自転車のヘルメット着用にはそれこそ本当に賛否両論あると思います。

何より、ヘルメットを被るんだったらまずはヘルメットを用意しないといけないし、乗った後の置き場にも困る。

なぜか？

それは、「2輪で走る乗り物である以上、どうしても転倒のリスクというものがある」からです。

車輪二つで走る自転車、ましてそのタイヤが小さいミニベロや折りたたみ自転車に至っては、普通の自転車よりも転倒のリスクが高いからです。

転倒のリスクは同じ

ミニベロや折りたたみ自転車って、思っている以上にスピードが出る自転車なんですよね。

なので公道を走る以上は、「事故」や「転倒」が起きる可能性といのは、ロードレーサーやクロスバイクとなんら変わりはないと自分は思っています。

事故が起きる時って、大抵想定外のときに起きると思うんです。

だから自分は絶対大丈夫、なんて言うことは言えないと思いまます。

ミニベロにヘルメットはいらない、という人の意見

けど、ヘルメットは必要無い、という人（以前の自分も含めて）にはそれなりの理由もあるんですよね。

例えば次のような感じ

スピードを出さないからいらない

よく聞く話に、

と言う感じの考え方をしてる人って、結構いませんか？（まさに以前の自分がこれでした🤣）

自分自身、ゆっくりと街中をのんびりと走るスタイルの、いわゆるポタリング的な乗り方をするのなら、別にヘルメットなんていらないかな？といったような感じで考えていたのも事実です。

しかし先にも言った通り、事故とスピードは無関係とまでは言わないけれども、ゆっくり走っているから大丈夫、と言うのもなかなか言えないと思うんです。

そんなに距離を走らないから

これもよくある考え方だと思います。

実際、近所を散歩する感じで乗るくらいだったら、ヘルメットを被る意味って、正直あんまし無いような気もします。

しかし、先ほども言った通りによくよく考えてみると、距離の長い短いに関係なく、事故が起きる時って、「予期せずに突然に」起きるんですよね。

ダサいからいらない

こんな風に思っている人が中にはいませんか？（はい、自分です🤣）

確かに自転車用のヘルメットって、ロードレーサーのようなスポーツタイプの自転車に似合うようなデザインで作られたものが多いですよね。

周りで被っている人が少ないからいらない

確かに日本国内では、まだまだ自転車に乗るのにヘルメットを被っている人の率は低いですね。

だから、自分一人だけヘルメットを被っていると、なんだか浮いた存在のような気がして恥ずかしい。

そう思っている人が多いのも事実。

だけど、実際に自転車用ヘルメットを被るようになってから、自分は考え方が変わりました。

今は、自転車用のヘルメットは全然ダサくないよっていうのを少しでも多くの人に伝えたいと言う思いがあります。

邪魔だからいらない

ヘルメットは確かに帽子と比べると嵩張るし、邪魔に感じることもありますね。

自転車に乗っているときはいいけど、自転車から降りて、どこかへ行くときに、帽子のようにずっと被っているっていうわけにはいかないですからね。

邪魔だという意見は確かに分かります。

逆にミニベロだからこそヘルメットを被った方がいい3つの理由

以上がヘルメットがいらないと言う主な理由でした。

じゃあやっぱりニベロや折りたたみ自転車にはヘルメットは不要だな。って思うのはちょっとだけ待って欲しいんです。

逆に「折りたたみ自転車やミニベロだからこそ、ヘルメットを被ったほうがいいという理由」を解説してきます。

折りたたみ自転車やミニベロって、当たり前だけど、普通の自転車よりもタイヤが小さいですよね？

実はこのタイヤが小さいっていうのは、思いのほか転倒のリスクが高いって知っていましたか？

その理由は次の通り

段差にタイヤが取られる

タイヤが小さいと、ちょっとした段差を越えるときにも結構な衝撃があります。

その際に、バランスを崩してしまう確率というのが、普通の自転車よりも高いんです。

このバランスを崩した拍子に転倒、なんていうことがミニベロだと起きやすいんです。

接地面積が小さいから滑りやすい

小さいタイヤというのは、大きなタイヤに比べて、地面に接している面積が小さいんです。

つまり、普通の自転車に比べて「グリップ力が弱い」ということが言えるんです。

特に雨の日の濡れた路面なんかだと、さらに滑りやすくなっているので、転倒のリスクがさらに高まります。

最近のミニベロや折りたたみ自転車はとても良くできています。

なので、普段何も考えずに走っていると、小径車であることをついつい忘れがちになるんです。

直進安定性が低くてふらつく

ミニベロや折りたたみ自転車に一度でも乗ったことがある人なら分かると思いますが、タイヤが小さい自転車は、普通の自転車に比べてバランスを取るのが難しいんです。

そう、乗り慣れないうちは、「とてもフラつきやすいんです」。

このふらつきやすさは、先ほどのタイヤの接地面積の小ささと、ホイールやタイヤの軽さというのも関係しています。

安定せずにフラつきやすいということは、バランスを崩しげ転倒しやすいということが言えるんです。

と言うことで、ミニベロや折りたたみ自転車って、普通の自転車よりも、転倒のリスクが高いと言うのを理解してもらえたと思います。

頭部というのは体の中で一番大切な部分

基本的に自転車は、一人乗りの乗り物です。

なので自転車に乗る以上は、自分の身は自分で守るしかありません。

全ては自己責任になります。

だから万が一事故にあったり転倒したりした場合、全ての責任、怪我は自分に返ってきます。

そんな時、ヘルメットを被っていたから助かった、と言うこともあると思うんです。

手や腕、足などの場合だったら、軽く擦り剥いたりといった、ちょっとした怪我程度で済む場合もあります。

しかし、こと頭に関してはそうはいきません。

間違いなく、ただでは済まないはずです。

それくらい、頭部というのは、人にとってとても大事部な部分。なのに一番弱い部分でもあるんですよ。

以上がミニベロでもヘルメットを被ったほうがいいという説明でした。

【まとめ】自転車用のヘルメットは被った方がより安全に楽しめる

今回の記事ではミニベロや折りたたみ自転車に乗る場合でも、ヘルメットの必要性や重要性を解説してきました。

とはいえ、自転車に乗るのにヘルメットの着用の完全な義務化はされていません。（※令和５年４月１日より自転車用ヘルメットの着用努力義務化が始まります）

なので、ヘルメットを被る被らないは本人の意思で決めることです。

できることなら自分は、ミニベロだろうと、折りたたみ自転車だろうと、ヘルメットは被るべきだと思っています。

だけど、本当に近所で軽くポタリングをする程度であったり、買い物に行く程度だったら、別に被る必要もないとも思っています。

本来自転車って気軽に楽しむものだと思っているからです。

しかし、自転車は一人乗り用の乗り物です。

自分の身の安全は、やはり自分で守るしかないですから、着用することを強くおすすめします。